自覚症状のない病気

定期的な検査が大切

女性

緑内障の症状は気が付かないうちに進行していき、気がついた時には視力を失ってしまうことも少なくはありません。緑内障の典型的な症状として、視野つまり、見えている範囲の一部が見えなくなるという視野欠損という物があります。しかし、片目の視野が狭くなっても、もう一方の目で見えない部分をカバーしてしまうため、異常には気がつくことが難しいと言えます。一度失った視力は元に戻すことは出来ませんので、早期発見、早期治療が大切になります。症状の早期発見のためには、検査を受ける必要があります。眼圧検査や眼底検査などを定期的に眼科クリニックで受けることにより、変化があった場合には、必要に応じて早期に治療を受けることが出来ます。

治療の目的とは

緑内障は一度症状が現れた場合には、完治させることは残念ながら出来ません。そのため、治療は緑内障の症状を遅らせるということを目的として行われます。緑内障では眼圧が高い状態になっているため、正常な値まで下げる必要があります。治療法としては、多くの場合は薬物療法が行われます。症状に応じた点眼薬を使用し、眼圧をコントロールしていきます。様々な種類の点眼薬がありますので、数種類を組み合わせることもありますし、必要に応じて内服薬を併用するということもあります。点眼薬の効果を得るためには、正しく使用するということが大切になります。途中でやめてしまったり、使用を忘れてしまわないように注意が必要です。また、定期的に通院をすることで病状を把握することが出来ます。